展示Exhibition

鳥形土器

鳥形土器 (とりがたどき)

鳥形土器 (とりがたどき)の説明テーブル
名称 鳥形土器 (とりがたどき)
出土遺跡 井通遺跡 (いどおりいせき)
所在地 浜松市北区細江町広岡
時代 弥生時代中期後葉
法量 口径:4.4cm 残存幅:5.5cm 残存高:8.3cm
指定の有無(指定年月日)

概要

壷の口の部分に鳥の頭部を表現したものである。嘴は粘土の塊を貼付け、目は竹管状の工具を用いた刺突により表現している。頸部以下は見つかっていないが、頸部下位にヘラ状工具による文様帯が認められることから、頸部以下は、同時代に一般的な下膨れの胴部を持つ壷と同形態であったと推測される。

参考文献

静岡県埋蔵文化財調査研究所調査報告 第181集 『井通遺跡Ⅱ』 2008
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