展示Exhibition

弥生土器・壷

弥生土器・壷 (やよいどき・つぼ)

弥生土器・壷 (やよいどき・つぼ)の説明テーブル
名称 弥生土器・壷 (やよいどき・つぼ)
出土遺跡 中手乱遺跡 (なかてみだれいせき)
所在地 三島市中
時代 弥生時代中期前葉
法量 口径:12.6cm 最大径:25.3cm 底径:8.2cm 器高:36.0cm
指定の有無(指定年月日)

概要

やや肩が張る長胴の形態で、表面を条痕と呼ばれる粗い調整を施す壷である。口縁部は、わずかに外反し、口唇部にはやや間延びしたヘラ状工具による刻みを加えている。頚部を縦、肩部を横、肩部以下を右下がりの条痕によって調整し、底部付近に横位のケズリ調整を加えている。出土した際、土器内に鹿角製剣が収納されていた。

参考文献

静岡県埋蔵文化財調査研究所調査報告 第104集 『御殿川流域遺跡群 IV』 1998
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