展示Exhibition
- ホーム
- 展示
- しずまいデジタルミュージアム
- 古墳時代
- 紡錘車
紡錘車
名称 | 紡錘車 (ぼうすいしゃ) |
---|---|
出土遺跡 | 林2号墳 (はやし2ごうふん) |
所在地 | 周智郡森町一宮 |
時代 | 古墳時代中期 |
法量 | 直径:約4.3cm 上面径:約2.5cm 厚さ:約1.2cm 孔径:0.7~0.75cm 重量:約35.1g |
指定の有無(指定年月日) |
概要
北側の周溝から出土した石製紡錘車である。滑石製で、暗めの青灰色を呈する。側面形は台形を呈し、直線的で外反部はないが、外縁には丸味をもつ幅0.03cm弱の面が設けられている。孔は下面側が若干大きい。各面には、一定方向の擦痕が多く認められる。側面においては、横方向の擦痕が多く認められ、縦方向(平面放射状)の加工痕は観察できない。上面と下面とでは、擦痕の方向が直交する。