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火錐臼
名称 | 火錐臼 (ひきりうす) |
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出土遺跡 | 元島遺跡 (もとじまいせき) |
所在地 | 磐田市豊浜 (旧磐田郡福田町豊浜) |
時代 | 室町~戦国時代 |
法量 | 長辺:28.7cm 短辺:4.3cm 厚さ:0.7cm |
指定の有無(指定年月日) |
概要
火錐臼は火起しに使われる道具である。細長い板に浅い穴を開け、そこに木の棒などを擦り合わせることで火種を作って火を起こす仕組みである。
当センターで行う火起し体験でもおなじみの道具であるが、中世の人々も同じような道具を使っていたことを示す資料である。遺物の詳細観察により、壊れてしまった桶などの木製容器の底板を再利用していたことがわかった。