展示Exhibition

黒漆塗瓜文鞍

黒漆塗瓜文鞍 (くろうるしぬりうりもんくら)

黒漆塗瓜文鞍 (くろうるしぬりうりもんくら)の説明テーブル
名称 黒漆塗瓜文鞍 (くろうるしぬりうりもんくら)
出土遺跡 中屋遺跡 (なかやいせき)
所在地 浜松市浜北区根堅
時代 鎌倉時代
法量 前輪高:30.6㎝ 後輪高:29.4㎝ 乗間:33.6㎝
指定の有無(指定年月日) 県指定文化財 平成31年3月26日指定
中屋遺跡出土黒漆塗瓜文鞍1点

概要

河川跡の護岸施設内から、前輪、後輪(しずわ)、居木2枚が組み上げられた状態で出土した。前輪の山形の一部を除いて完存しており、居木裏を除くほぼ全面に黒漆が塗布されている。螺鈿自体は消失していたが、大小2種類の瓜文が25ヶ所に施されている。発掘調査によって出土した中世の螺錨鞍としては、国内で初めての事例となる。

参考文献

静岡県埋蔵文化財調査研究所調査報告 第234集 『中屋遺跡』 2010
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