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天目茶碗
名称 | 天目茶碗 (てんもくぢゃわん) |
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出土遺跡 | 駿府城内遺跡 (すんぷじょうないいせき) |
所在地 | 静岡市葵区追手町ほか |
時代 | 戦国時代 |
法量 | 口径:12.4cm 器高(残存高):5.6cm |
指定の有無(指定年月日) |
概要
天目茶碗は茶の湯の道具として、室町~戦国時代の武士たちの間で多く使われていた。天目茶碗は元々中国で作られた高級品が輸入されていたが、室町時代頃に瀬戸窯(愛知県瀬戸市)などで国産品が作られるようになる。この駿府城内遺跡出土品は瀬戸窯で製作されたものとみられる。
出土地点は遺構や遺物のあり方から、今川氏の館の近くに所在する屋敷地の一部と考えられている。天目茶碗はそこに居住していた有力家臣が使用した茶器であった可能性もある。