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縄文土器・深鉢
名称 | 縄文土器・深鉢 (じょうもんどき・ふかばち) |
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出土遺跡 | 桜畑上遺跡 (さくらばたけうえいせき) |
所在地 | 駿東郡長泉町上長窪 |
時代 | 縄文時代後期前葉 |
法量 | 口径:22.3cm 底部径:14.5cm(何れも推定値) |
指定の有無(指定年月日) |
概要
朝顔状に開く器形の、やや小型の土器。平縁であるが一部わずかに凹んだ箇所がある。口縁下に1条の隆線を貼付ける。胴部には、上下を沈線で画する磨消縄文帯を、無文帯を挟んで2帯重ねる。口縁内面には1条の沈線を一周させるが、口縁の凹み部の裏面は両側に刺突を施す。その刺突の外側では、沈線は長楕円状のモチーフになる。底部には網代痕が見られる。堀之内Ⅱ式の新しい段階に比定される。