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縄文土器・深鉢
名称 | 縄文土器・深鉢 (じょうもんどき・ふかばち) |
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出土遺跡 | 押出シ遺跡 (おんだしいせき) |
所在地 | 三島市谷田 |
時代 | 縄文時代中期後葉 |
法量 | 口径:約23cm(把手部を除く、推定) |
指定の有無(指定年月日) |
概要
一対の大型の把手を有する。把手部は楕円等をモチーフとした粘土紐を全面に貼付け、楕円形の孔をもつ中空の、いわゆる水煙把手である。この水煙状のモチーフは頸部文様帯に連続する。口縁部は無文で朝顔状に開く。胴部は筒形を呈し、頸部の隆線の上から、U字状のモチーフを、刻みのある二本単位の隆帯で作り出している。最後に単沈線による条線を地文として施文する。水煙文については、東北地方からの影響を考える説もある。曽利Ⅰ式である。