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泥面子
名称 | 泥面子 (どろめんこ) |
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出土遺跡 | 大平遺跡 (おおだいらいせき) |
所在地 | 駿東郡長泉町南一色 |
時代 | 近世(江戸時代) |
法量 | 長さ:2.4cm 幅:2.1cm 厚さ:0.7cm |
指定の有無(指定年月日) |
概要
平安時代の貴族階級で流行した銭を投げて遊ぶ「意銭」(ぜにうち)が、江戸時代に「穴一」と呼ばれる遊戯になり、銭の代わりに粘土を焼いて作った物が泥面子である。泥面子には、「面模(めんがた)」、「芥子面」、「面打」の3種類に分類されるが、この資料は人物の顔をモチーフとしたもので「芥子面」と呼ばれるタイプである。大きく見開いた目、やや下唇を出したへの字の口。小さな面の中に豊かな表情が表現されている。