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浄瓶
名称 | 浄瓶 (じょうへい・じょうびょう) |
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出土遺跡 | キョウダイヤト遺跡 (きょうだいやといせき) |
所在地 | 静岡市葵区内牧 |
時代 | 奈良末~平安時代初頭 |
法量 | 器高:23.4cm 最大径:13.0cm |
指定の有無(指定年月日) |
概要
静岡市葵区内牧に所在するキョウダイヤト遺跡から出土した。浄瓶は、本来、肩部の添水口から水をいれ、頂部にあった尖台(この資料は欠損)から水を少しづつ飲むような構造の水筒であった。この形は砂漠のような乾燥地帯における水筒の形を模したもので、敦煌にも僧の水筒として描かれた壁画がある。時代が下り、仏像に水を奉げる供養具にもなった。当該資料は灰釉陶器製である。