展示Exhibition

絵馬

絵馬 (えま)

絵馬 (えま)の説明テーブル
名称 絵馬 (えま)
出土遺跡 元宮川神明原遺跡 (もとみやがわしんめいばらいせき)
所在地 静岡市駿河区宮川ほか
時代 平安時代~鎌倉時代
法量 長さ10.8cm 幅4.6cm 厚さ0.3cm
指定の有無(指定年月日)

概要

静岡市駿河区に所在する元宮川神明原遺跡で出土。旧河道からの出土で、多くの灰釉陶器・山茶碗と共に出土した。絵馬は薄い板を加工したもので、上部を弧形に整形し、上部中央に穿孔が認められる。下部は直角に仕上げている。表面には馬を引く人物が描かれている。馬には鬣(たてがみ)や尾が描きこまれている。馬を手綱で引く人物は眉毛・目・鼻・口が描かれているが、衣装や髪形が描かれていない。馬の右側及び裏面に墨書が認められるが、その文意は判然としない。

参考文献

静岡県埋蔵文化財調査研究所調査報告 第11集 『大谷川Ⅱ(遺構編)』 1987 静岡県埋蔵文化財調査研究所調査報告 第13集 『大谷川Ⅲ(遺物編)』 1988
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