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人面墨書土器
名称 | 人面墨書土器 (じんめんぼくしょどき) |
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出土遺跡 | 恒武西浦遺跡 (つねたけにしうらいせき) |
所在地 | 浜松市東区恒武町 |
時代 | 奈良時代 |
法量 | 口径:25.1cm 器高:28.7cm |
指定の有無(指定年月日) |
概要
浜松市東区恒武町に所在する恒武西浦遺跡で出土。流路跡から須恵器の坏や土師器の甕、ミニチュア土器や手捏ね土器も出土。この人面墨書土器は頭髪は表現されないものの、顎鬚が認められる。諸説あるが、これは疫病神の顔とされ、この甕に疫病神を閉じ込め川に流す祭祀が行われたとも推定される。同遺跡の別の地点からも人面墨書土器が出土しており、当時の人々が目には見えない存在に対する恐れを思い起こさせる貴重な資料と評価される