展示Exhibition

銅印

銅印 (どういん)

銅印 (どういん)の説明テーブル
名称 銅印 (どういん)
出土遺跡 川合遺跡内荒地区 (かわいいせきうちあれちく)
所在地 静岡市葵区川合
時代 平安時代
法量 印面:方3.5cm 全高:4.1cm
指定の有無(指定年月日)

概要

静岡市葵区川合の川合遺跡内荒地区で出土した銅印である。当該地区は駿河國安部郡衙関連遺跡に推定されている。銅印の鈕は3稜の莟鈕(かんちゅう)で円孔が見られる。印文は「造大神印」と読める。「造大神」は楷書体、「印」は隷体様の独特な書体である。神社造営に係る文書に使用されたものと考えられるが、対象となった神社は特定されていない。

参考文献

静岡県埋蔵文化財調査研究所調査報告 第10集 『内荒遺跡(遺構編)』 1986 静岡県埋蔵文化財調査研究所調査報告 第16集 『内荒遺跡(遺物編)』 1988
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