展示Exhibition

環状瓶

環状瓶 (かんじょうへい)

環状瓶 (かんじょうへい)の説明テーブル
名称 環状瓶 (かんじょうへい)
出土遺跡 篠場瓦窯跡 (しのんばがようあと)
所在地 浜松市浜北区根堅
時代 奈良時代
法量 口径9.15cm 器高31.4cm
指定の有無(指定年月日)

概要

3基の窯跡が発見された篠場瓦窯跡の内、最も新しい1号窯の灰原から出土した。部分的に破片を欠くが、ほぼ完形の状態に復元できている。静岡県内における環状瓶の出土の初例である。体部はドーナツ状の形態で、断面は四角形である。体部の正面・裏面・側面には、櫛描き波状文を2列施している。底部には、楕円形のやや高い高台が貼り付けられている。

参考文献

静岡県埋蔵文化財センター調査報告 第27集 『篠場瓦窯跡・上海土遺跡』 2013
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