センター刊行の報告書 41-60集Report
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集 | 報告書名 | 所在地 | 主な内容 | 全国遺跡報告総覧 |
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41 | 小鹿杉本堀合坪遺跡Ⅳ (おしかすぎもとほりあいつぼ) |
静岡市 | 平安時代以降の畦畔状遺構及び溝状遺構が見つかっており、その主軸方向は、静清平野の広域表層条里とほぼ一致することから条里制に基づく水田関連施設と位置づけた。 | 閲覧へ |
42 | 御殿場市神山・駒門の遺跡群 (こうやま・こまかど) |
御殿場市 | 御殿場市内に所在する2遺跡の報告である。宮ノ台遺跡では当該地では希少な縄文時代晩期の浮線文系土器が出土している。 | 閲覧へ |
43 | 寺家前遺跡Ⅲ (じけまえ) (古墳時代後期編) |
藤枝市 | 寺家前遺跡の発掘調査報告の第3集目にあたる。本書は古墳時代後期の集落・水田遺構と古墳時代の土器・土製品等と弥生時代から古墳時代に含まれる木製品の樹種同定結果を報告している。 | 閲覧へ |
44 | 寺家前遺跡Ⅳ (じけまえ) (弥生時代後期~古墳時代初頭・総括編) |
藤枝市 | 寺家前遺跡の発掘調査報告の第4集目にあたる。本書では弥生時代後期から古墳時代初頭の遺構群と出土土器の報告を行っている。寺家前遺跡の最終報告であり、これまでの総括を巻末にまとめている。 | 閲覧へ |
45 | 東野遺跡Ⅱ (ひがしの) (旧石器時代~縄文時代草創期編 |
長泉町 | 東野遺跡発掘調査報告の2集目にあたる。本書では旧石器時代から縄文時代草創期の遺構・遺物を報告している。第Ⅲ黒色帯下面付近では陥穴と考えられる旧石器時代の土坑30基が検出されている。谷部内でも確認されており注目される。 | 閲覧へ |
46 | ミカノセ遺跡 (みかのせ) |
南伊豆町 | 鯉名川の旧河川が検出され、弥生時代後期以降の木組みによる護岸遺構が確認された。遺構構築材には、自然木の他に柱、梁または桁、壁材、垂木などの建築材を転用したものも含まれている。 | 閲覧へ |
47 | 東田遺跡 (ひがしだ) |
河津町 | 東田遺跡は河津川左岸の河岸段丘上に立地する。縄文時代中期の土器の他、伊豆半島南部では初例となる細石核が出土した。 | 閲覧へ |
48 | 立道遺跡 (たつみち) |
御殿場市 | 富士山東麓の裾野に立地する遺跡の報告である。近世以降と考えられる土坑、溝状遺構、小穴が検出されている。 | 閲覧へ |
49 | 海戸田遺跡 (かいとだ) |
菊川市 | 平安時代末から鎌倉時代とされる自然流路内からは、堰跡が確認されている。弥生時代後期の土器・石器が多量に出土した他、縄文土器や古墳時代から奈良時代の土師器等が出土している。 | 閲覧へ |
50 | 岡・玖須美石丁場群Ⅱ遺跡 (おか・くすみいしちょうば) |
伊東市 | 近世の江戸城築城に伴い、石垣の石材を切り出した石丁場遺跡で、慶長年間の前田利常の石丁場であったとされる。今回の調査では、加工痕が見られる石材が26個体発見された。 | 閲覧へ |
51 | 赤土政所遺跡・一反田遺跡 (あげつちまんどころ・いったんだ) |
菊川市 | 丹野川によって形成された沖積平野に立地する2遺跡の報告書である。古墳時代から中世にかけての3~4面の調査を実施し、中世の屋敷跡、古代の祭祀遺物を含む流路痕などの注目される遺構・遺物が発見されている。 | 閲覧へ |
52 | 大田切Ⅰ遺跡 (おおたぎり) |
静岡市 | 清水平野の北東部に位置する遺跡で、中世の有力豪族であった飯田氏の居館に関係する遺跡と推測されているが、今回の調査では、溝と杭列を検出したにとどまった。 | 閲覧へ |
53 | アラク遺跡 (あらく) |
御殿場市 | 近世以降の天地返しの痕跡とみられる土坑31基のほか、溝状遺構、小穴を確認した。 | 閲覧へ |
54 | 上土遺跡・岳美遺跡 (あげつち・たけみ) |
静岡市 | 巴川右岸に接する2地点の調査の報告書である。条里施行以前の小区画水田や条里にかかわる大畦畔が確認されている。大畦畔に伴う水田は、8~9世紀初頭と考えられ、その後、平安時代初めには周辺の湿地化に伴い、廃棄されたものと理解される。 | 閲覧へ |
55 | 渕ヶ沢遺跡Ⅱ (ふちがさわ) |
沼津市 | 渕ヶ沢遺跡の第2次調査にあたる。旧石器時代の礫群、縄文時代の土坑・集石を検出している。 | 閲覧へ |
56 | 弁慶嵐石丁場遺跡Ⅱ (べんけいあらしいしちょうばいせき) |
熱海市 | 近世の江戸城築城に伴い、石垣の石材を切り出した石丁場遺跡の第2次調査にあたる。今回の調査では新たに2個体の加工石材を確認した。 | 閲覧へ |
57 | 富里遺跡 (とみさと) |
袋井市 磐田市 |
太田川下流域に位置する遺跡で、3時期に区分される。弥生時代から古墳時代の平地式住居・独立棟持柱を有する掘立柱建物からなる集落、飛鳥時代から奈良時代方形施設を中心とした施設群などの注目される遺構や遺物が確認された。 | 閲覧へ |
58 | 湯船城跡他 (ゆぶねじょうあとほか) |
小山町 | 地元において城跡と伝承のある「湯船城跡」の調査である。調査では、富士山宝永噴火の際に埋没した畑跡を確認した。畑耕作土中からは炭化したオオムギ・コムギ・アワの種子の他、炭化した鱗茎が大量に出土し、鱗茎類の栽培の可能性が示された。 | 閲覧へ |
59 | 富士市指定史跡雁堤 (ふじしていしせきかりがねつつみ) |
富士市 | 雁堤は江戸時代前期に新田開発と富士川治水のため、富士川左岸に築いた堤防とされる。盛土による堤防の嵩上げや、堤防敷の大規模化など、現在に至るまで堤防の改修を繰り返していたことが明らかとなった。 | 閲覧へ |
60 | 水洗遺跡 (みずあらい) |
菊川市 | 検出された溝と自然流路跡から弥生時代後期から古墳時代前期にかけての多量の土器が出土している。古墳時代前期では、高坏の出土が多いことやモモの核や卜骨が出土していることから、祭祀の様子がうかがえる。 | 閲覧へ |