特別展示
令和元年度考古学技術体験の成果

 考古学技術体験は、参加者が考古学に関する専門的な技術的体験をすることで埋蔵文化財をより深く理解し、より身近に感じてもらおうと実施しています。特に出土文化財の保存処理体験は、当センターでしかできない体験であり、保存処理前の触れただけで壊れてしまいそうな状態から、どのような工程を経て保管・活用ができる状態になるのかを体験します。
 今年度は15人が参加し、年間を通じて出土木製品の保存処理を全5回の工程で行い、途中には木製品の実測体験や金属製品の保存処理体験なども行いました。 今回展示しているのは、今年度、参加者が実際に保存処理をした出土文化財です。展示品自体はありふれた出土文化財かもしれませんが、初めは触れることも困難な状態から、各参加者が責任をもって実施した保存処理の結果として、このように展示をすることができるようになったものです。
  出土文化財を維持・管理し、さらに展示するためには、どのような作業が行われているのかを実際に体験してみると、文化財の見方、感じ方もきっと深まってくるものと思います。今回の特別展示では、保存処理した結果の出土文化財としてだけではなく、そこに至るまでの過程も含めて御覧いただきたいと思います。

期間 令和2年2月13日(木)〜令和2年3月17日(金)
静岡県埋蔵文化財センター 展示室3
観覧無料

お問い合わせ
静岡県埋蔵文化財センター調査課
電話:054−385−5500