マイクロフォーカスX線CT(コンピュータ断層撮影)の3次元データを元に最新の3Dプリンター(3次元樹脂造形機)を駆使することで、オリジナルの状態を復元できました。復元品は、黒地に象嵌部分を灰白色に仕上げた形はもちろんのこと、細い銀糸を撚って鉄地にはめ込んだ細部まで忠実に再現しています。画像でしか認識できなかった「極限の技巧美」とでも言うべき古代の工芸品を、3Dプリンターが実体化して私たちに見せてくれました。

原分古墳出土銀象嵌円頭大刀柄頭3Dプリンター復元品
(はらぶんこふんぎんぞうがんえんとうたちつかがしら ふくげんひん)

古墳時代:「古墳文化の成立」