遺跡は菊川市南部中央の旧小笠町赤土地区に所在します。今回、発掘調査した北側は一反田遺跡です。奈良・平安時代の河川跡(SD101)からは、多くの土器や木製品が出土しました。人形(ひとがた)や鳥形(とりがた)などの形代(かたしろ)には墨書(ぼくしょ)があります。調査区南側の赤土政所遺跡では、奈良・平安時代の掘立柱(ほったてばしら)建物群や古墳時代中期の竪穴住居跡が見つかりました。このうち古墳時代後期の河川跡(SD206)からは、土師器を主体とした土器や木製農耕具、石器が出土しました。

静岡県埋蔵文化財センター