◇火起こし体験セット
<セット内容>
・舞きり式火起こし器(はずみ車、ひき弓) 6器
・火きり臼台 6台
・火起こしセット(火きり臼、ひしゃく、火口:乾燥した麻、新聞紙、スプーン) 6セット
・指導修繕セット(予備品、指導道具:もみきり式棒、弓きり式セット、火打ち石・火打ち金、修繕道具)
・火消し用缶(2グループに1缶程度)

<学習目的>
・火を調理、照明、暖房など多様に活用したことで、人類は世界的に拡散し、文明を築いた歴史的意義を学びます。

<学習方法>
1火のない生活を想像してみよう
・人の生活に火が不可欠(調理、照明、暖房など)であること学習します。

2昔の火起こしを学習しよう
・原始古代:もみきり式、弓きり式
・中世以降:火打ち石(火打ち石と火打ち金)
※舞きり式火起こし法は、江戸時代になって伊勢神宮などの神社で儀式用の火を起こすのに用いられた方法です。

3火起こしを体験しよう
・4〜5人で1グループを作り、体験学習を行います。
・ひしゃくに新聞紙を丸めてセットし、火口をひとつかみ丸めて中央に入れます。
・火起こし器の用意(引き弓は水平にセットされたか、ひもが引っかかっていないかを確認)。
・火起こし器の先端を火きり臼の溝に当てて、ゆっくりと引き弓を上下させて火起こし器を回転させます。
・煙が出て、火種ができてきたら、スプーンでそっとすくって、ひしゃくの火口にのせます。
・細く長く息を吹きかけて火種を大きくしていきます。
・新聞紙に火が燃え移ったら火起こし成功。火と新聞紙を火消し用缶に捨てます。
・所要時間は約30〜40分が目安です。

<注意点>
・火起こし中には、棒の直上に顔が来ないように注意してください。
・火口が着火する際は突然に燃え上がりますので、顔をやけどしないように注意してください。
・火が着くと、火で遊んでしまうことがありますので、適切に火を扱うように指導してください。
・片付けにあたっては、ひしゃくや火消し用缶内に残り火がないか注意してください。
火起こし体験セット一式 火起こし体験の様子 着火した状態

静岡県埋蔵文化財センター